エクスプレッション・ペダルでつまみのパラメーターをコントロールする(EXP FUNCTION)
SPEED端子に別売のエクスプレッション・ペダル(EV-30、Roland EV-5など)を接続すると、ロータリー・スピーカーの回転スピード、LEVEL、DRIVE、BALANCEの設定をエクスプレッション・ペダルでコントロールすることができます。
エクスプレッション・ペダルのつま先側を踏み込んだ最大値(MAX)のときの値と、かかと側を踏み込んだ最小値(MIN)のときの値を設定して、連続的に変化させることができます。
工場出荷時は、エクスプレッション・ペダルでロータリー・スピーカーの回転スピードがコントロールできます。
エクスプレッション・ペダルでコントロールするパラメーターを変更するときは、以下の操作をします。
- RT-2の電源をオフにします(INPUT A(MONO)端子からプラグを抜きます)。
- [FAST]つまみを、最大値(MAX)まで回します。
- [FAST]つまみ以外を、最小値(MIN)まで回します。
- [MODE]スイッチを、「III」の位置に合わせます。
- ペダル・スイッチを押しながら電源をオンにします(INPUT A(MONO)端子にプラグを接続します)。
- CHECKインジケーターが点滅し、設定モードになります。
- [DRIVE]つまみで、エクスプレッション・ペダルに割り当てるパラメーターを選びます。
- 選んだパラメーターに応じて、VIRTUAL ROTOR(バーチャル・ローター)の表示が変わります。
VIRTUAL ROTOR(赤)の表示
説明
12時の位置で点灯
LEVELをコントロールします。
3時の位置で点灯
DRIVEをコントロールします。
6時の位置で点灯
BALANCEをコントロールします。
9時の位置で点灯
(工場出荷時)
ロータリー・スピーカーの回転スピードをコントロールします。
- エクスプレッション・ペダルのかかと側を踏み込んだ状態のときに[SLOW]つまみ、つま先側を踏み込んだときに[FAST]つまみの設定値まで変化します。
- エクスプレッション・ペダルで回転スピードをコントロールしている間は、CHECKインジケーターがオレンジ色で点灯します。
- [SLOW]つまみで、エクスプレッション・ペダルの、かかと側を踏み込んだ状態(最小)の値を設定します。
- 手順6でロータリー・スピーカーの回転スピードを選んでいるときは、設定できません。
- [FAST]つまみで、エクスプレッション・ペダルの、つま先側を踏み込んだ状態(最大)の値を設定します。
- 手順6でロータリー・スピーカーの回転スピードを選んでいるときは、設定できません。
- ペダル・スイッチを押します。
- CHECKインジケーターが赤色で高速点滅し、エクスプレッション・ペダルのパラメーターの設定値が記憶されます。
- 2~3秒ほどで、演奏ができる通常動作に戻ります。
- この設定は、電源をオフにしても記憶しています。
注意
以下の条件のときは、設定したペダル・スイッチの動作にかかわらず、ペダル・スイッチはエフェクト・オン/オフ切り替えに固定されます。
- SPEED端子(CTL/EXP端子)にエクスプレッション・ペダルが接続され、ロータリー・スピーカーの回転スピードをコントロールするように設定されているとき