ペダル・スイッチの動作を変える
工場出荷時はペダル・スイッチの操作でエフェクトのオン/オフ、ペダル・スイッチを長押しするとSLOW/FASTの切り替えができますが、この動作を変えることができます。
ペダル・スイッチの操作でSLOW/FASTを切り替えたり、長押ししている間だけSLOW(FAST)に切り替えたりと、演奏スタイルに合わせて動作を選ぶことができます。
ペダル・スイッチの動作を変更するときは、以下の操作をします。
- RT-2の電源をオフにします(INPUT A(MONO)端子からプラグを抜きます)。
- [SLOW]つまみを、最大値(MAX)まで回します。
- [SLOW]つまみ以外を、最小値(MIN)まで回します。
- [MODE]スイッチを、「I」の位置に合わせます。
- ペダル・スイッチを押しながら電源をオンにします(INPUT A(MONO)端子にプラグを接続します)。
- CHECKインジケーターが点滅し、設定モードになります。
- [DRIVE]つまみで、ペダル・スイッチのタイプを選びます。
- 選んだタイプに応じて、VIRTUAL ROTOR(バーチャル・ローター)の表示が変わります。
タイプ
VIRTUAL ROTOR(青)の表示
説明
タイプ1
(工場出荷時)
12時の位置で点灯
ペダル・スイッチ操作:
- エフェクト・オン/オフを切り替えます。
ペダル・スイッチ長押し:
- エフェクトのオン/オフ状態に関係なく、SLOW/FASTを切り替えます。
タイプ2
3時の位置で点灯
ペダル・スイッチ操作:
- エフェクト・オフのときに押すと、エフェクト・オンになります。
- エフェクト・オンのときに押すと、SLOW/FASTを切り替えます。
ペダル・スイッチ長押し:
- エフェクト・オンのときに長押しすると、CHECKインジケーターが点滅します。ペダル・スイッチを離したタイミングでエフェクトがオフになります。
タイプ3
6時の位置で点灯
ペダル・スイッチ操作:
- エフェクト・オン/オフを切り替えます。
- 必ずSLOWの状態でエフェクト・オンになります。
ペダル・スイッチ長押し:
- 長押ししている間はFASTになります。ペダル・スイッチを離すとSLOWに戻ります。
タイプ4
9時の位置で点灯
ペダル・スイッチ操作:
- エフェクト・オン/オフを切り替えます。
- 必ずFASTの状態でエフェクト・オンになります。
ペダル・スイッチ長押し:
- 長押ししている間はSLOWになります。ペダル・スイッチを離すとFASTに戻ります。
- ペダル・スイッチを押します。
- CHECKインジケーターが赤色で高速点滅し、ペダル・スイッチの動作が記憶されます。
- 2~3秒ほどで、演奏ができる通常動作に戻ります。
- この設定は、電源をオフにしても記憶しています。
注意
以下の条件のときは、設定したペダル・スイッチの動作にかかわらず、ペダル・スイッチはエフェクト・オン/オフ切り替えに固定されます。
- SPEED端子(CTL/EXP端子)にフットスイッチが接続されているとき(SLOW/FASTはフットスイッチの操作で切り替えます。)
- SPEED端子(CTL/EXP端子)にエクスプレッション・ペダルが接続され、ロータリー・スピーカーの回転スピードをコントロールするように設定されているとき