ペダル・スイッチの動作を変える

工場出荷時はペダル・スイッチの操作でエフェクトのオン/オフ、ペダル・スイッチを長押しするとSLOW/FASTの切り替えができますが、この動作を変えることができます。

ペダル・スイッチの操作でSLOW/FASTを切り替えたり、長押ししている間だけSLOW(FAST)に切り替えたりと、演奏スタイルに合わせて動作を選ぶことができます。

ペダル・スイッチの動作を変更するときは、以下の操作をします。

  1. RT-2の電源をオフにします(INPUT A(MONO)端子からプラグを抜きます)。
  2. [SLOW]つまみを、最大値(MAX)まで回します。
  3. [SLOW]つまみ以外を、最小値(MIN)まで回します。
  4. [MODE]スイッチを、「I」の位置に合わせます。
  5. ペダル・スイッチを押しながら電源をオンにします(INPUT A(MONO)端子にプラグを接続します)。
  6. CHECKインジケーターが点滅し、設定モードになります。
  7. [DRIVE]つまみで、ペダル・スイッチのタイプを選びます。
  8. 選んだタイプに応じて、VIRTUAL ROTOR(バーチャル・ローター)の表示が変わります。
  9. タイプ

    VIRTUAL ROTOR(青)の表示

    説明

    タイプ1

    (工場出荷時)

    12時の位置で点灯

    ペダル・スイッチ操作:

    • エフェクト・オン/オフを切り替えます。

    ペダル・スイッチ長押し:

    • エフェクトのオン/オフ状態に関係なく、SLOW/FASTを切り替えます。

    タイプ2

    3時の位置で点灯

    ペダル・スイッチ操作:

    • エフェクト・オフのときに押すと、エフェクト・オンになります。
    • エフェクト・オンのときに押すと、SLOW/FASTを切り替えます。

    ペダル・スイッチ長押し:

    • エフェクト・オンのときに長押しすると、CHECKインジケーターが点滅します。ペダル・スイッチを離したタイミングでエフェクトがオフになります。

    タイプ3

    6時の位置で点灯

    ペダル・スイッチ操作:

    • エフェクト・オン/オフを切り替えます。
    • 必ずSLOWの状態でエフェクト・オンになります。

    ペダル・スイッチ長押し:

    • 長押ししている間はFASTになります。ペダル・スイッチを離すとSLOWに戻ります。

    タイプ4

    9時の位置で点灯

    ペダル・スイッチ操作:

    • エフェクト・オン/オフを切り替えます。
    • 必ずFASTの状態でエフェクト・オンになります。

    ペダル・スイッチ長押し:

    • 長押ししている間はSLOWになります。ペダル・スイッチを離すとFASTに戻ります。
  10. ペダル・スイッチを押します。
  11. CHECKインジケーターが赤色で高速点滅し、ペダル・スイッチの動作が記憶されます。
  12. 2~3秒ほどで、演奏ができる通常動作に戻ります。

 

注意

以下の条件のときは、設定したペダル・スイッチの動作にかかわらず、ペダル・スイッチはエフェクト・オン/オフ切り替えに固定されます。

  1. SPEED端子(CTL/EXP端子)にフットスイッチが接続されているとき(SLOW/FASTはフットスイッチの操作で切り替えます。)
  2. SPEED端子(CTL/EXP端子)にエクスプレッション・ペダルが接続され、ロータリー・スピーカーの回転スピードをコントロールするように設定されているとき