トーンの設定をする

  1. [SHIFT]ボタンを押しながら[1]~[5]ボタンを押して、トーン・パートを選びます。
  2. [SHIFT]ボタンを押しながら[6]ボタンを押します。
  3. TONE画面が表示されます。

パラメーター

設定値

説明

Level

0~127

トーン全体の音量を調節します。

Octave

-3~+3

トーンの音の高さをオクターブ単位(±3オクターブまで)で設定します。

Coarse Tune

-48~+48

音の高さを半音単位(±4オクターブまで)で設定します。

OSC 2 Coarse Tune

-48~+48

オシレーター2の音の高さを半音単位で設定します(SYNCモデルのみ)。

Analog Feel

0~127

発音しているトーンのピッチや音量を時間変化させ、揺らぎを与えます。

値を大きくするほど、揺らぎの量が多くなり不安定になります(SH-4d、SH-3D、SYNC、SH-101、JUNO-106、Cross FM、RING、CHORD、PCMモデルのみ)。

Mono Poly

トーンの鳴らしかたをポリフォニック(POLY)にするか、モノフォニック(MONO)にするかを設定します。

MONO

1音ずつ最後に押したキーの音だけを鳴らします。

POLY

複数の音を同時に鳴らします。

Legato Sw

OFF、ON

Mono PolyがMONOのときに有効です。

Legato SwをONにすると、あるキーを押しながら他のキーを押すような演奏(レガート演奏)をしたときに、あとから押したキーのアタック音がなくなります。

その結果、音高を切れ目なくなめらかに変化させることができます。

Porta Sw

OFF、ON

ポルタメント効果をかけるか(ON)、かけないか(OFF)を設定します。

  • ポルタメントとは、始めに弾いたキーと次に弾いたキーとの間の音程を、なめらかに変化させる効果です。

Mono Polyが「MONO」のときにポルタメントをかけると、バイオリンなどのスライド奏法のような効果が得られます。

Porta Mode

ポルタメント効果をかける演奏方法を設定します。

NORMAL

常にポルタメントがかかります。

LEGATO

レガート奏法(あるキーを押しながら他のキーを押す)のときにだけポルタメントがかかります。

Porta Time

0~1023

ポルタメント演奏で、音の高さが変化する速度を設定します。

値が大きくなるほど、次の音の高さに移動する時間が長くなります。

Amp Velo Sense

-100~+100

ベロシティーでトーンの音量を変化させるときに設定します。

「+」の値では、キーを強く押すほどトーンの音量が大きく、「-」の値では小さくなります。

 

Cutoff Velo Sense

-100~+100

ベロシティーでカットオフ周波数を変化させるときに設定します。

「+」の値では、キーを強く押すほどカットオフ周波数を高く、「-」の値では低くなります。

BendRange Up

0~48

[PITCH +]ボタンを押したときの変化量を半音単位で設定します。

たとえば、「48」に設定して[PITCH +]ボタンを押すと、ピッチが4オクターブ上がります。

BendRange Dw

0~48

[PITCH -]ボタンを押したときの変化量を半音単位で設定します。

たとえば、「48」に設定して[PITCH -]ボタンを押すと、ピッチが4オクターブ下がります。

Env Mode

ADR、ADSR

ADSR:エンベロープがディケイ・タイムを過ぎたら、ノート・オフするまでサステイン・レベルを維持します。ノート・オフすると、現在値からリリース区間に移行します。

ADR:ノート・オフのタイミングに関係なく、ディケイ・タイムを過ぎたらリリース区間に移行して、エンベロープで設定された時間どおりに動作します。

Catg

トーンのカテゴリーを設定します。