過去にさかのぼってサンプリングする（SKIP BACK SAMPLING）

サンプリングを始めていなくても、過去約25秒間（初期値）の演奏をサンプリングすることができます（スキップ・バック・サンプリング）。

演奏の練習を繰り返していたときにうまく弾けた演奏や、アドリブで偶然に弾けたフレーズを、あとからでもサンプリングすることができます。

  1. サンプルまたはパターンを再生するか、［EXT SOURCE］ボタンをオンにして本機に接続した楽器を演奏します。
  2. 本機が一定以上のオーディオ・レベルを検出すると、スキップ・バック・メモリー（過去にさかのぼってサンプリングするための専用メモリー）に録音を始めます。このとき、［MARK］ボタンが点滅します。
  3. ［MARK］ボタンを押します。
  4. 「SKIP BACK...」と表示されたあとに、スキップ・バック・メモリー内に録音された波形が表示されます。
  6. ［REC］ボタンを押します。
  7. 「Select Pad To Save」と表示されます。サンプルが割り当てられていない空パッドが、赤点滅します。
  9. パッド［1］～［16］を押して、スキップ・バック・メモリーの音声を割り当てるパッドを選びます。
  10. パッドに、スキップ・バック・メモリーの音声が割り当てられます。

注意

スキップ・バック・メモリーの音声を割り当てずに［EXIT］ボタンを押したり、本機の電源を切ったりすると、スキップ・バック・データは失われます。

スキップ・バック・メモリーの音声を残すには、必ず、パッドにスキップ・バック・メモリーの音声を割り当ててください。

メモ

  1. システム・パラメーターの「Mark Function」をSBS Longに設定すると、スキップ・バック・メモリーへの録音時間を最大40秒にすることができます。
    詳しくは、SYSTEMパラメーターの「MARK Function」をご覧ください。
  2. スキップ・バック・サンプリングとルーパー機能を同時に使うことはできません。

スキップ・バック・サンプリングの仕組みと制限について