V-STAGEの概要
- 5つの独立した音源パートと、TOTAL EFFECTS、MASTER、汎用コントローラーで構成されています。これ一台で「オルガン」「アコースティック・ピアノ」「エレクトリック・ピアノ」「シンセサイザー」「エフェクト」をカバーします。
- 各パートはパネル上で独立したセクションとして分かりやすく配置されているので、演奏したいパートに簡単にアクセスできます。
- 演奏したいパートをオンにすることで、鍵盤で演奏ができます。複数のパートの音を重ねたり、スプリットで鍵盤の左右に異なる音を割り当てたりすることができます。
- 音源全体にかけるエフェクトとは別に、独立したパート用のエフェクトを搭載しています(*A.PIANOパートを除く)。
基本操作部
基本的な操作をするためのボタンやつまみ、ディスプレイが用意されています。ディスプレイを使って音色の詳細なエディットをしたり、ボタンで直接シーンを呼び出したりすることができます。
ORGANパート
オルガンを演奏するパートです。ビンテージ・オルガンの発音原理をそのまま再現したバーチャル・トーンホイール音源を搭載しており、パネル上のハーモニック・バーを操作して、音色を作ることができます。パート用のエフェクトとしてロータリー、オーバードライブ、ビブラート/コーラスが用意されています。
ACOUSTIC PIANOパート(A.PIANO)
アコースティック・ピアノを演奏するパートです。ピアノならではの特性を再現した専用のモデリング音源を搭載しています。より詳細な音造りができるPIANO DESIGNER画面にもワンタッチでアクセスできます。
ELECTRIC PIANOパート(E.PIANO)
エレクトリック・ピアノを演奏するパートです。パート用のエフェクトとしてMFX、トレモロ、アンプ・シミュレーターの3系統のエフェクトが用意されています。パート用のMFXにはエレクトリック・ピアノの演奏に最適な、専用のエフェクト・タイプも用意されています。
SYNTHESIZERパート(SYNTH A/B)
シンセサイザーを演奏するパートです。
SYNTHパートは独立したAとBの2パートで構成されており、シンセ音色を2つ重ねたり右手と左手で異なるシンセ音色で演奏したりすることができます。パネルから操作するときは、ボタンで操作する対象を切り替えて使います。パート用のエフェクトとしてMFXが用意されています。
TOTAL EFFECTS
パートごとのエフェクトとは別に、1つのパートまたは全パートに使用することができるエフェクトです。MFX、ディレイ、リバーブの3系統のエフェクトが用意されています。
設定で1つのパートに使用するか、全パートに使用するかを切り替えることができます。
MASTER/MIC IN
MASTERでは、最終出力にかけるEQやコンプレッサーの設定をします。
MIC INでは、マイク入力に関する設定をします。
汎用コントローラー
ホイールやボタン、ペダルにいろいろな機能を割り当てることができます。演奏中にこれらのコントローラーを動かして、割り当てられた機能を使います。