各部の名称とはたらき

 

名称

説明

1

DC IN端子

別売りのACアダプター(PSA-100S)を接続する端子です。

ACアダプターを使用すれば、電池切れの心配をせずに長時間の演奏ができます。

  • 別売りのACアダプター(PSA-100S)は、必ず指定のものを、AC100Vの電源で使用してください。
  • 電池が入っている状態でACアダプターを接続すると、電源はACアダプター側から供給されます。

2

CHECK(チェック)インジケーター

エフェクト・オン/オフの表示、回転スピードの表示、バッテリー・チェックの機能を兼ね備えたインジケーターです。

エフェクト・オン時に点灯して、エフェクト・オン/オフの確認ができます。

ローターの回転スピードがFASTのときは赤色で点灯、ローターの回転スピードがSLOWのときは緑色で点灯します。

  • インジケーターが暗くなったり点灯しなくなったりしたときは、電池が消耗していますので、新しい電池と交換してください。交換方法については、「電池交換のしかた」をご覧ください。

3

OUTPUT A(MONO)端子、OUTPUT B端子

アンプやモニター・スピーカーに接続します。

モノで使用するときは、OUTPUT A(MONO)端子のみに接続します。

ステレオで使用するときは、OUTPUT A(MONO)端子とOUTPUT B端子に接続します。

OUTPUT A(MONO)端子とOUTPUT B端子の両方に接続すると、OUTPUT MODEの設定に応じた効果が得られます。詳しくは「エフェクト音の出力のしかたを選ぶ(OUTPUT MODE)」をご覧ください。

4

INPUT A(MONO)端子、INPUT B端子

ギター、ベース、キーボードやエフェクターを接続します。

モノで使用するときは、INPUT A(MONO)端子のみに接続します。ステレオ出力のエフェクターを接続するときは、INPUT A(MONO)端子とINPUT B端子に接続します。

INPUT A(MONO)端子は、電源スイッチも兼ねています。INPUT A(MONO)端子にプラグを差し込むと電源がオンになります。

5

SPEED端子(CTL/EXP端子)

フットスイッチやエクスプレッション・ペダルを接続します。

CTL端子として使う:

別売りのフットスイッチ(FS-5U、FS-6、FS-7)を接続して、SLOW/FASTの切り替えやBRAKE機能をコントロールすることができます。

割り当てられる機能については「フットスイッチを使う」をご覧ください。

 

EXP端子として使う:

別売りのエクスプレッション・ペダル(EV-30、Roland EV-5など)を接続して、エクスプレッション・ペダルのつま先側と、かかと側のエフェクト設定を連続的に変化させることができます。

機能の設定については「エクスプレッション・ペダルでつまみのパラメーターをコントロールする(EXP FUNCTION)」をご覧ください。

  • エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のものをお使いください。他社製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。

6

ペダル・スイッチ

エフェクトのオン/オフ、またはローターの回転スピード(SLOW/FAST)を切り替えます。ペダル・スイッチには4つのタイプがあり、演奏スタイルに合わせて変更することができます。工場出荷時はタイプ1になっています。

タイプ1:(エフェクト・オン/オフ優先)

ペダル操作でエフェクトのオン/オフをします。ペダルを長押しするとSLOW/FASTを切り替えます。

タイプ2:(SLOW/FAST優先)

ペダル操作でSLOW/FASTを切り替えます。ペダルを長押ししてから、足を離したタイミングでエフェクトがオフになります。

エフェクト・オフのときに押すと、エフェクト・オンになります。

タイプ3:(エフェクト・オン/オフ優先)

ペダル操作でエフェクトのオン/オフをします。エフェクト・オン時は必ずSLOWになり、ペダルを長押ししている間だけFASTになります。

タイプ4:(エフェクト・オン/オフ優先)

ペダル操作でエフェクトのオン/オフをします。エフェクト・オン時は必ずFASTになり、ペダルを長押ししている間だけSLOWになります。

7

[FAST SPEED]つまみ

FASTに切り替えたときの、ローターの回転スピードを調節します。

8

[SLOW SPEED]つまみ

SLOWに切り替えたときの、ローターの回転スピードを調節します。

9

[LEVEL]つまみ

エフェクト・オンのときの音量を調節します。

10

[DRIVE]つまみ

歪み量を調節します。

[MODE]スイッチが「III」のときは、歪み量と音量が強調されます。

  • [DRIVE KNOB]スイッチで、[DRIVE]つまみの機能を切り替えることができます。

11

[MODE]スイッチ

Ⅰ:

LESLIE 122の標準的なセッティングのサウンドです。
3つのモードの中で最もオーソドックスで、楽器を問わず幅広くお使いいただけます。

Ⅱ:

モードⅠのサウンドを基本にしつつ、ワイドレンジに調整したモードです。
他の歪みエフェクターと組み合わせたときにも、自然な広がり感が得られます。

Ⅲ:

強い回転感とより深い歪みを組み合わせた、新次元のロータリー・サウンドです。
他のモードと比べてアタック感や音の輪郭、歪み量を強調しているため、アンサンブルの中でも存在感を発揮します。

12

VIRTUAL ROTOR(バーチャル・ローター)

ロータリー・スピーカー効果を、インジケーターの光の動きで視覚的に表示します。

赤い光はTREBLE(トレブル)ローター、青い光はBASS(ベース)ローターの回転を示します。

13

[RISE/FALL TIME]スイッチ

SLOWÓFAST、FASTÓSLOWへ切り替えたときの変化スピードを調節します。

SLOW:

切り替え時間が遅くなります。

FAST:

切り替え時間が速くなります。

14

[DRIVE KNOB]スイッチ

[DRIVE]つまみの機能を切り替えます。

DRIVE:

歪み量を調節します。

BALANCE:

TREBLEローターとBASSローターの音量バランスを調節します。

DRIVEとBALANCEの値は、最後につまみで操作されたときの値を記憶します。
工場出荷時の状態に戻すと、DRIVEは最小、BALANCEは中央になります。