ローランド独自の立体音響技術により、HDMI IN 1または2端子から入力された 5.1ch/7.1chの音を、ヘッドホンを使ってバーチャル・サラウンドで聴くことができます。

ヘッドホンで聞いても耳元に張り付いた音像ではなく、空間のある音像を感じることができます。

この機能は、2ch(ステレオ)ソースに対しても有効です。


â HDMI IN端子またはUSB端子から入力した音を出力させる


  1. メニュー画面で、「GAME」タブをクリック Ó バーチャル・サラウンドを設定します。


    メニュー項目 設定値 説明
    VIRTUAL SURROUND バーチャル・サラウンドを使う入力ソースを選びます。
    OFF 使用しない
    HDMI HDMI IN 1または2端子に入力された音
    GAME(USB) ゲーム音(入力ソース:GAME)
    OUTPUT TYPE PHONES ヘッドホン用のバーチャル・サラウンドで音声を出力します。
    SPEAKERS スピーカー用のバーチャル・サラウンドで音声を出力します。
    FRONT ANGLE 1~89

    フロント・スピーカーの角度を調節します。

    「1」で真正面、「89」で真横にスピーカーが配置されます。

    SURROUND ANGLE 91~179

    サラウンド・スピーカーの角度を調節します。

    「91」で真横、「179」で真後ろにスピーカーが配置されます。(*1)

    SURROUND BACK ANGLE 91~179

    サラウンド・バック・スピーカーの角度を調節します。

    「91」で真横、「179」で真後ろにスピーカーが配置されます。(*1)

    LISTENING ANGLE 12~78

    実際に配置したスピーカー位置と自分が聴く位置にあわせて設定します。

    • OUTPUT TYPEが「SPEAKERS」のときに有効です。


    (*1)HDMIから入力されるチャンネル数によっては、操作できないことがあります。


  • HDMIから入力される音声の場合は、入力音声のチャンネル数に応じて、出力時のチャンネル数が自動設定されます。

  • USBから入力される音声の場合は、USB接続設定スイッチが「PC」の場合は7.1chに設定され、それ以外はステレオに設定されます。


設定例


音声が入力されると、音声を出力しているスピーカーが青く点灯します。




GAME(バーチャル・サラウンド、イコライザー、リミッター)の設定を最大5つまでプリセットとして保存し、いつでも呼び出して使うことができます。

â GAMEの設定をプリセットとして保存する


また、GAMEのプリセットを1つのファイルにして保存することもできます。

â GAMEのプリセット・ファイルを書き出す