外部機器からSL-2にMIDIメッセージを送り、SL-2をコントロールすることができます。

また、SL-2と外部機器のテンポを合わせることができるので、SL-2のスライス・パターンと外部機器との同期演奏をすることができます。


コントロール・チェンジ・メッセージを使ったSL-2のコントロール

コントロール番号

機能

説明

CC#16

EXP

エフェクト音の出力レベルをコントロールします。

外部に接続したエクスプレッション・ペダルの操作と同じ効果が得られます。

CC#80

EFFECTS ON/OFF

SL-2のエフェクトをオン/オフします。

CC#81

TAP TEMPO

コントロール・チェンジ・メッセージを受信する間隔で、SL-2のテンポを設定します。



MIDIクロックによる外部MIDI機器との同期

タイミング・クロック(F8H)、スタート(FAH)、コンティニュー(FBH)、ストップ(FCH)を受信すると、SL-2は外部機器のテンポに同期します。

  • MIDIクロックによる同期中は、以下の操作でのSL-2のテンポ設定はできません。
    • SL-2のペダル・スイッチや、SL-2にフットスイッチを接続してのテンポ設定(タップ・テンポ)
    • コントロール・チェンジ・メッセージ(CC#81)を受信してのテンポ設定
  • MIDIクロックによるテンポは、本体に記憶されません。
  • MIDIクロックは、MIDIのシステム共通情報に属します(システム・リアルタイム・メッセージ)。したがって、MIDIチャンネルの設定はありません。
  • スタート(FAH)を受信すると、スライス・パターンを先頭から出力します。