1. [GAIN]つまみ(MIC 1、2)

    MIC 1またはMIC 2の入力ゲイン(感度)を調節します。

  2. [COMP/LIMITER]つまみ(MIC 1、2)

    MIC 1またはMIC 2入力に対して、コンプレッサーがかかる基準レベルを調節します。

    時計方向に回し切ると、リミッター機能が動作します。

    つまみを反時計方向に回し切ると、コンプレッサーがオフになります。

    コンプレッサー:

    設定した基準レベルを超える音声を圧縮します。最大音量と最小音量の差が小さくなるため、音声が聞き取りやすくなります。

    リミッター:

    過大入力を適切なレベルに抑えて、音割れを防止します。

  3. SIG/PEAKインジケーター(MIC 1、2/LINE IN)

    音声の入力を感知すると緑または黄点灯します。過大入力になると赤点灯します。

  4. [MIC 1][MIC 2][LINE IN]フェーダー

    MIC 1 / MIC 2/ LINE INの入力音量を調節します。


  5. [LOOPBACK]つまみ

    つまみを時計方向に回すと、ループバック機能がオンになり、DEVICE端子から入力されるパソコンの音量を調節できます。

    つまみを反時計方向に回し切ると、ループバック機能がオフになります。

    • ループバック機能をオンにすると、自動的にダイレクト・モニター機能がオンになります。
    • AeroCaster LIVEアプリの使用中、ループバック機能は常にオフになります。

    ループバック:

    VRC-01に入力された音声(マイクやオーディオ機器)にパソコンの音声(BGMなど)をミックスして、再度パソコンに戻す機能です。

  6. [HEADSET/ONBOARD MIC]つまみ

    内蔵マイクまたはヘッドセット・マイクの音量を調節します。

  7. 内蔵マイク

     本体内蔵マイクです。

  8. [REVERB]つまみ

    出力音声にリバーブ(残響効果)を加えます。

    つまみを反時計方向に回し切ると、リバーブがオフになります。

  9. [LIP SYNC DELAY]つまみ

    音声の出力タイミングを調節して、映像と音声のズレを補正します(リップ・シンク機能)。最大1秒まで音声を遅延させることができます。

    つまみを反時計方向に回し切ると、リップ・シンク機能がオフになります。

  10. [DIRECT MONITOR]ボタン

    ダイレクト・モニター機能をオン/オフします。

    オンにすると、マイクやオーディオ機器などの入力音声を、iPadやパソコンを通さずに直接ヘッドホン/スピーカーで聴くことができます。

  11. [ECHO CANCEL]ボタン

    エコー・キャンセラーをオン/オフします。

    MIC 1、2端子、内蔵マイク、ヘッドセット・マイクの音声に適用されます。

    • VRC-01のエコー・キャンセラーは、相手側に聞こえる音声を調整します。自分の声が回り込んで聞こえてくるときは、相手側でエコー・キャンセラーの設定をしてもらう必要があります。
    • 約20m2の部屋に対応しています。

    エコー・キャンセラー:

    Web会議のスピーカーとマイクを利用した通話では、スピーカーから出た相手の声をマイクが拾い、再び相手へ送り戻されることでエコーが発生します。
    エコー・キャンセラーを使うと、マイクが拾った音声からエコーを除去できるので、聞き取りやすい会話が可能になります。

  12. [AUTO LEVELER]ボタン

    オート・レベラー機能のオン/オフやターゲット・レベル(目標とする音量)を設定します。

    ボタンを押すたびに、ターゲット・レベルが「小(緑点灯)」 Ó 「中(黄点灯)」 Ó 「大(赤点灯)」 Ó 「オフ」の順に切り替わります。

    オート・レベラー:

    ターゲット・レベル(目標とする音量)に合わせて常に一定の音量になるように、自動で出力音量を補正する機能です。トーク・ライブなどで話者の音量のばらつきを抑えられるので、視聴者に聞き取りやすい声で配信することができます。

  13. SIG/PEAKインジケーター(MAIN)

    全体の音量レベルを表示します。

    点灯色 状態
    音量が過大(0dB以上)
    適正な音量(-20~1dB)
    音量が過小(-40~-21dB)
  14. [MAIN]フェーダー

    全体の音量を調節します。

  15. ASSIGNABLE DECK[1]~[6]ボタン

    ボタン 説明
    [1](LOW CUT)

    ロー・カットをオン/オフします。

    MIC 1、2端子、内蔵マイク、ヘッドセット・マイクの音声に適用されます。  

    ロー・カット:不要な低域をカットします。

    [2](DE-ESSER)

    ディエッサーをオン/オフします。 

    MIC 1、2端子、内蔵マイク、ヘッドセット・マイクの音声に適用されます。  

    ディエッサー:歯擦音(サ行などの発声時に生じる耳障りな音)を軽減します。

    [3](MIC 1/2 STEREO) MIC 1とMIC 2入力のステレオ・リンク機能をオン/オフします。  オンにすると、MIC 1は左、MIC 2は右にパン(定位)が振り切られます。 
    [4](BGM)

    AeroCaster LIVEアプリのBGMを再生します。

    [5](SE 1)

    AeroCaster LIVEアプリの効果音1を再生します。

    [6](SE 2)

    AeroCaster LIVEアプリの効果音2を再生します。

    ユーザー設定

    ASSIGNABLE DECK[1]~[6]ボタンに別の機能を割り当てて、AeroCaster LIVEアプリのコントロール・ボタンとして使うことができます。

    各ボタンに割り当てる機能は、AeroCaster LIVEアプリで設定します。

    割り当てた機能を使うときは、[USER]ボタンを点灯させます

  16. [USER]ボタン

    • [USER]ボタンを点灯させると、ASSIGNABLE DECK[1]~[6]ボタンのユーザー設定を使うことができます。
  17. [ON AIR]ボタン

    AeroCaster LIVEアプリの (配信)ボタンをオン/オフします。

    ライブ配信中は、ボタンが点灯します。

  18. SCENE[1]~[4]ボタン

    AeroCaster LIVEアプリのSCENE 1~4に登録した画面レイアウト(シーン)を呼び出します。

    • VIDEO SELECT[1]~[4]ボタンを選ぶと、シーンの選択は解除されます。
  1. VIDEO SELECT[1]~[4]ボタン

    AeroCaster LIVEアプリのINPUT CAM1~4に割り当てた映像を選びます。