[GAIN]つまみ(MIC 1、2)
MIC 1またはMIC 2の入力ゲイン(感度)を調節します。
[COMP/LIMITER]つまみ(MIC 1、2)
MIC 1またはMIC 2入力に対して、コンプレッサーがかかる基準レベルを調節します。
時計方向に回し切ると、リミッター機能が動作します。
つまみを反時計方向に回し切ると、コンプレッサーがオフになります。
コンプレッサー:
設定した基準レベルを超える音声を圧縮します。最大音量と最小音量の差が小さくなるため、音声が聞き取りやすくなります。
リミッター:
過大入力を適切なレベルに抑えて、音割れを防止します。
SIG/PEAKインジケーター(MIC 1、2/LINE IN)
音声の入力を感知すると緑または黄点灯します。過大入力になると赤点灯します。
[MIC 1][MIC 2][LINE IN]フェーダー
MIC 1 / MIC 2/ LINE INの入力音量を調節します。
[LOOPBACK]つまみ
つまみを時計方向に回すと、ループバック機能がオンになり、DEVICE端子から入力されるパソコンの音量を調節できます。
つまみを反時計方向に回し切ると、ループバック機能がオフになります。
- ループバック機能をオンにすると、自動的にダイレクト・モニター機能がオンになります。
- AeroCaster LIVEアプリの使用中、ループバック機能は常にオフになります。
ループバック:
VRC-01に入力された音声(マイクやオーディオ機器)にパソコンの音声(BGMなど)をミックスして、再度パソコンに戻す機能です。
[HEADSET/ONBOARD MIC]つまみ
内蔵マイクまたはヘッドセット・マイクの音量を調節します。
内蔵マイク
本体内蔵マイクです。
[REVERB]つまみ
出力音声にリバーブ(残響効果)を加えます。
つまみを反時計方向に回し切ると、リバーブがオフになります。
[LIP SYNC DELAY]つまみ
音声の出力タイミングを調節して、映像と音声のズレを補正します(リップ・シンク機能)。最大1秒まで音声を遅延させることができます。
つまみを反時計方向に回し切ると、リップ・シンク機能がオフになります。
[DIRECT MONITOR]ボタン
ダイレクト・モニター機能をオン/オフします。
オンにすると、マイクやオーディオ機器などの入力音声を、iPadやパソコンを通さずに直接ヘッドホン/スピーカーで聴くことができます。
[ECHO CANCEL]ボタン
エコー・キャンセラーをオン/オフします。
MIC 1、2端子、内蔵マイク、ヘッドセット・マイクの音声に適用されます。
- VRC-01のエコー・キャンセラーは、相手側に聞こえる音声を調整します。自分の声が回り込んで聞こえてくるときは、相手側でエコー・キャンセラーの設定をしてもらう必要があります。
- 約20m2の部屋に対応しています。
エコー・キャンセラー:
Web会議のスピーカーとマイクを利用した通話では、スピーカーから出た相手の声をマイクが拾い、再び相手へ送り戻されることでエコーが発生します。
エコー・キャンセラーを使うと、マイクが拾った音声からエコーを除去できるので、聞き取りやすい会話が可能になります。[AUTO LEVELER]ボタン
オート・レベラー機能のオン/オフやターゲット・レベル(目標とする音量)を設定します。
ボタンを押すたびに、ターゲット・レベルが「小(緑点灯)」 Ó 「中(黄点灯)」 Ó 「大(赤点灯)」 Ó 「オフ」の順に切り替わります。
オート・レベラー:
ターゲット・レベル(目標とする音量)に合わせて常に一定の音量になるように、自動で出力音量を補正する機能です。トーク・ライブなどで話者の音量のばらつきを抑えられるので、視聴者に聞き取りやすい声で配信することができます。
SIG/PEAKインジケーター(MAIN)
全体の音量レベルを表示します。
点灯色 状態 赤 音量が過大(0dB以上) 黄 適正な音量(-20~1dB) 緑 音量が過小(-40~-21dB) [MAIN]フェーダー
全体の音量を調節します。
ASSIGNABLE DECK[1]~[6]ボタン
ボタン 説明 [1](LOW CUT) ロー・カットをオン/オフします。
MIC 1、2端子、内蔵マイク、ヘッドセット・マイクの音声に適用されます。
ロー・カット:不要な低域をカットします。
[2](DE-ESSER) ディエッサーをオン/オフします。
MIC 1、2端子、内蔵マイク、ヘッドセット・マイクの音声に適用されます。
ディエッサー:歯擦音(サ行などの発声時に生じる耳障りな音)を軽減します。
[3](MIC 1/2 STEREO) MIC 1とMIC 2入力のステレオ・リンク機能をオン/オフします。 オンにすると、MIC 1は左、MIC 2は右にパン(定位)が振り切られます。 [4](BGM) AeroCaster LIVEアプリのBGMを再生します。
[5](SE 1) AeroCaster LIVEアプリの効果音1を再生します。
[6](SE 2) AeroCaster LIVEアプリの効果音2を再生します。
ユーザー設定
ASSIGNABLE DECK[1]~[6]ボタンに別の機能を割り当てて、AeroCaster LIVEアプリのコントロール・ボタンとして使うことができます。
各ボタンに割り当てる機能は、AeroCaster LIVEアプリで設定します。
割り当てた機能を使うときは、[USER]ボタンを点灯させます
[USER]ボタン
- [USER]ボタンを点灯させると、ASSIGNABLE DECK[1]~[6]ボタンのユーザー設定を使うことができます。
- [USER]ボタンを長押ししている間、ASSIGNABLE DECK[1]ボタンを押して、ノイズ・ゲートをオン/オフすることができます。詳しくは、「音声からノイズを除去する(ノイズ・ゲート)」をご覧ください。
[ON AIR]ボタン
AeroCaster LIVEアプリの
(配信)ボタンをオン/オフします。
ライブ配信中は、ボタンが点灯します。
SCENE[1]~[4]ボタン
AeroCaster LIVEアプリのSCENE 1~4に登録した画面レイアウト(シーン)を呼び出します。
- VIDEO SELECT[1]~[4]ボタンを選ぶと、シーンの選択は解除されます。
VIDEO SELECT[1]~[4]ボタン
AeroCaster LIVEアプリのINPUT CAM1~4に割り当てた映像を選びます。