専用アプリ「BRIDGE CAST」を使うと、より詳細な設定ができます。詳しくは「BRIDGE CASTアプリについて」をご覧ください。



MIC EFFECTSエリア

マイク・エフェクトや使用するマイクに関する設定をします。


  1. MIC EFFECTS[ON]ボタン

    マイク・エフェクト(ボイス・チェンジャー、リバーブ)をオン/オフします。オンのときは、ボタンが点灯します。

    ボイス・チェンジャー 声の高さや声質を変えます。
    リバーブ 音声に残響を加えます。


    使用するマイクの種類を選ぶ

    マイクの音声を入力するときは、使用するマイクの種類を設定する必要があります。

    MIC EFFECTS[ON]ボタンを押したままCH[2]つまみを回します。

    CH[2]つまみ

    マイクの種類

    反時計回り(レベル・メーターの左半分が点灯)

    ダイナミック・マイク(ファンタム電源:オフ時)

    コンデンサー・マイク(ファンタム電源:オン時)

    時計回り(レベル・メーターの右半分が点灯)

    ヘッドセット

    • ダイナミック・マイク、または電池で動作するコンデンサー・マイクを接続するときは、ファンタム電源スイッチを必ず「OFF」にしてください。これらのマイクにファンタム電源を供給すると、故障の原因になります。

    â BRIDGE CASTアプリ:マイクの種類を選ぶ


    マイクの入力ゲイン(感度)を調節する

    MIC EFFECTS[ON]ボタンを押したままCH[1]つまみを回します。

    â BRIDGE CASTアプリ:入力ゲイン(感度)を調節する


  2. MIC EFFECTS[SELECT]ボタン

    マイク・エフェクトのプリセットを呼び出します。ボタンを押すたびに、1Ó2Ó3Ó4Ó5の順に切り替わります。

    プリセットについて

    BRIDGE CASTアプリを使うと、マイク・エフェクトの設定をカスタマイズして、プリセットに上書き保存することができます。

    â マイク・エフェクトの設定をプリセットとして保存する


  3. MIC EFFECTS 1~5インジケーター

    インジケーターの点灯で、呼び出したマイク・エフェクトのプリセット番号を示します。


  4. [PITCH]つまみ

    ボイス・チェンジャーのピッチ(声の高さ)を変更します。

    â BRIDGE CASTアプリ:音声を変える(ボイス・チェンジャー)


  5. [FORMANT]つまみ

    ボイス・チェンジャーのフォルマント(声の性質)を変更します。

    â BRIDGE CASTアプリ:音声を変える(ボイス・チェンジャー)


EQエリア

イコライザーを使って、USB端子から入力されるゲーム音(入力ソース:GAME*1)と、HDMI IN 1/2 端子から入力されるゲーム音(入力ソース:HDMI*1)を調整します。

*1:PERSONAL MIXバスに送られるゲーム音だけにイコライザーがかかります。


  1. EQ[SELECT]ボタン

    イコライザーのプリセットを呼び出します。ボタンを押すたびに、1Ó2Ó3Ó4Ó5Óオフの順に切り替わります。

    プリセットについて

    BRIDGE CASTアプリを使うと、イコライザーの設定をカスタマイズして、プリセットに上書き保存することができます。

    âGAMEの設定をプリセットとして保存する


  2. EQ 1~5インジケーター

    インジケーターの点灯で、呼び出したイコライザーのプリセット番号を示します。


VIDEOエリア

入力映像の切り替え、映像出力のオン/オフをします。


  1. VIDEO[HDMI IN]ボタン

    入力映像を選びます。ボタンを押すたびに、1(HDMI IN 1)と2(HDMI IN 2)が切り替わります。

  1. VIDEO 1、2インジケーター

    インジケーターの点灯で、選んだ映像入力を示します。

  2. VIDEO[USB OUT]ボタン

    USB II端子からの映像出力をオン/オフします。

    VIDEO[USB OUT]ボタンの状態 映像出力 VIDEO[USB OUT]ボタンの操作
    消灯

    パソコンが、BRIDGE CAST Xを映像出力できるデバイスとして認識していない状態

    出力されません。 消灯時にボタンを押すと、ボタンが点灯します。
    点灯

    パソコンが、BRIDGE CAST Xを映像出力できるデバイスとして認識している状態

    HDMI IN 1または2端子からの映像が、USB II 端子から出力されます。 点灯時にボタンを押すと点滅に変わり、このあとボタンを押すたびに、点灯と点滅が切り替わります。
    点灯時にボタンを長押しすると、ボタンが消灯します。
    点滅

    パソコンが、BRIDGE CAST Xを映像出力できるデバイスとして認識している状態

    黒画面がUSB II 端子から出力されます。 点滅時にボタンを長押しすると、ボタンが消灯します。


    • USB II 端子から映像を出力する場合は、HDMI IN 1、2端子に入力する信号を4K/60Hzまたは1080P/60Hzにしてください。4K/60Hzまたは1080P/60Hz以外の解像度の映像を入力してもUSB II 端子から映像は出力されません。


ミキサー・エリア

チャンネル1~4に割り当てた入力ソースや、各出力の音量を調節します。

バス(STREAM MIX、PERSONAL MIX)ごとに入出力の設定を変更することができます。


バスについて

各入力ソースの音声を送り出す先を「バス」と呼びます。

本機には「STREAM MIXバス」と「PERSONAL MIXバス」の2種類のバスがあります。STREAM MIXバスは配信用の設定に、PERSONAL MIXバスはモニタリング用の設定にするなど、用途に応じて設定を使い分けることができます。

バスに送られた音声は、ミックスされた状態で出力されます。

  • マイク音声については、バスを経由しない(他とミックスされない)音声を出力することができます。マイク音声を使ったボイス・チャットが可能です。


  1. CH[1]~[4]つまみ

    各チャンネルに割り当てた入力ソースの音量を調節します。

    入力ソースは、BRIDGE CASTアプリのHOME画面 Ó「CH.1」~「CH.4」Ó入力ソース」で設定します。

  2. CH 1~4カラー・インジケーター

    チャンネルのミュートの状態を表示します。

    ミュートがオフのときは点灯、オンのときは点滅します。

    • インジケーターの色を変更することができます。BRIDGE CASTアプリの「HOME」タブ Ó「CH.1」~「CH.4」ÓLEDカラー・スライダー」で設定します。
    • ミュートがオンのとき、インジケーターを消灯させることもできます。BRIDGE CASTアプリの「SYSTEM」タブ→「MUTE DISPLAY 」で設定します。
  3. CH 1~4レベル・メーター

    各チャンネルの入力レベルを表示します。CH[1]~[4]つまみを操作したときは、音量を表示します。

    • レベル・メーター表示を無効にして、常に音量だけを表示することができます。レベル・メーターの表示内容は、BRIDGE CASTアプリのメニュー画面 Ó「SYSTEM」ÓINDICATOR TYPE」で設定します。
  4. CH 1~4バス選択インジケーター

    インジケーターが点灯/消灯して、各チャンネルの操作対象のバスを示します。

    操作対象のバスは、バス選択ボタンで切り替えます。

    点灯 STREAM MIXバス
    消灯 PERSONAL MIXバス


    入力ソースが「MIC」(マイク音声)のとき

    以下のように操作対象が切り替わります。

    点灯

    STREAM MIXバス

    消灯

    PERSONAL MIXバス

    どちらを操作対象とするか、BRIDGE CASTアプリの「MIC/PERSONAL選択スイッチ 」で設定します。

    マイク音声(バス経由なし)



  5. MUTE/ASSIGN[1]~[4]ボタン

    音声をミュートしたり、ボタンに割り当てた機能を実行したりします。

    MUTE/ASSIGN[1]~[4]ボタンの機能は、BRIDGE CASTアプリのHOME画面 Ó「CH.1」~「CH.4」ÓMUTE/ASSIGNボタン機能」で設定します。


    MUTE/ASSIGN 1~4インジケーター

    MUTE/ASSIGN[1]~[4]ボタンに割り当てたミュート機能がオンになると消灯します。

  6. [STREAM]つまみ

    USB端子から出力されるSTREAM MIXバスの音量を調節します。


  7. [LINE OUT]つまみ

    LINE OUT端子から出力される音量を調節します。


  8. [MIX LINK]ボタン

    2つのバス(STREAM MIX、PERSONAL MIX)をリンク/リンク解除します。リンクするとボタンが点灯します。

    リンク時は、各バスの音量バランスを保ったまま入力音量を調節することができます。

    • 入力ソースが「MIC」のときは、マイク音声(バス経由なし)、STREAM MIXバス、PERSONAL MIXバスの3つがリンクします。



  9. バス選択ボタン

    操作対象のバス(STREAM MIX、PERSONAL MIX)を切り替えます。ヘッドホン/ヘッドセットに出力されるバスも同時に変更されます。

    ボタンが点灯/消灯して、操作対象のバスを示します。

    点灯

    STREAM MIXバス

    消灯

    PERSONAL MIXバス

    • CH 1~4バス選択インジケーターも連動して点灯/消灯します。


  10. [PHONES]つまみ

    ヘッドホン/ヘッドセットの音量を調節します。

    ヘッドホン/ヘッドセットの最大音量を変更することができます。

    BRIDGE CASTアプリのメニュー画面 Ó「SYSTEM」ÓPHONES GAIN」で設定します。

    • ヘッドホン/ヘッドセットの音量を最小にしてから設定を変更してください。



CONTROL PADエリア

CONTROL PADを使って、複数の機能を実行します。


  1. CONTROL PAD[1]~[6]

    パッドを押して、パッドに割り当てた機能を実行します。

    CONTROL PAD[1]~[6]の機能は、BRIDGE CASTアプリのHOME画面 ÓCONTROL PAD」で設定します。


POWERエリア

BRIDGE CAST Xの電源の状態を表示します。


  1. POWERインジケーター

    POWER IN端子またはUSB II 端子からBRIDGE CAST Xの動作に必要な電力が供給されると、点灯します。


  1. USB II PD READYインジケーター

    USB II 端子に接続したスマートフォンに対して、給電が可能なときに点灯します。