チェイン パレット


シンプルな効果から個性豊かな音まで、さまざまなディレイ・サウンドが得られます。

  • 選んだTYPEによって表示されるパラメーターは変わります。
パラメーター 設定値 説明
ON/OFF OFF、ON オン/オフを設定します。
TYPE




MONO

モノ出力のシンプルなディレイです。

DIR/EFX

Lチャンネルからダイレクト音、Rチャンネルからディレイ音が出力されます。

STEREO

ステレオ入出力のディレイです。

PAN

ステレオ出力時専用のディレイです。ディレイ・タイム(音を遅らせる時間)をL/Rチャンネルに振り分けたタップ・ディレイ効果が得られます。

REVERSE

逆再生の効果を生み出します。

DUAL

2つのディレイを直列または並列に接続できます。

TIME 1ms〜2000ms、BPM ŀŌ

ディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調節します。

  • BPMに設定した場合は、メモリーごとに設定する「MASTER BPM」の値に応じて各パラメーターの値が設定されます。曲のテンポに合わせたエフェクト・サウンドの設定が簡単にできます。
  • テンポによって設定される時間が設定可能な範囲より長い場合は、その時間の1/2または1/4の時間に同期するようになります。
FEEDBACK 0〜100 ディレイ音を入力に戻す量を調節します。値を大きくすると、ディレイの繰り返し回数が多くなります。
EFFECT LEVEL 0〜120 ディレイ音の音量を調節します。
DIRECT LEVEL 0〜100 ダイレクト音の音量を調節します。
HIGH CUT 20.0Hz〜12.5kHz、FLAT 設定された周波数より高い周波数成分をカットします。FLATにすると、ハイ・カット・フィルターは働きません。
MOD RATE 0〜100 ディレイ音を揺らす速さを調節します。
MOD DEPTH 0〜100 ディレイ音を揺らす深さを調節します。
DUCK SENS 0〜100 入力に応じて自動音量調整する感度を調節します。値が大きくなるほど小さい音量に反応します。
DUCK PRE 0〜100 入力音が大きいときに、ディレイに「入力される」音量を自動で小さくします。100になるほど小さくする効果が深くなります。
DUCK POST 0〜100 入力音が大きいときに、ディレイから「出力される」音量を自動で小さくします。100になるほど小さくする効果が深くなります。
BPM 40〜250

メモリーのBPMを設定します。

  • BPM(beats per minute)とは、1分間あたりの4分音符の拍数を表します。
  • 外部MIDI機器が接続されているとき、マスターBPMは外部MIDI機器のテンポに同期するため、マスターBPMの設定をすることはできません。マスターBPMを設定するには「SYNC CLOCK」を「INTERNAL」に設定してください。
TAP TIME *1 0〜100% Rチャンネルのディレイ・タイムを調節します。Lチャンネルのディレイ・タイムを100%と考えて、Rチャンネルのディレイ・タイムを調節します。
AUTO TRIGGER *2 OFF、ON ONにすると、演奏に合わせて効果が得られます。
CARRYOVER OFF、ON エフェクトをオフにしたとき、エフェクト音を残す(ON)か、残さない(OFF)かを設定します。
  • 1 TYPEが「PAN」のときに表示されます。
  • 2 TYPEが「REVERSE」のときに表示されます。