チェイン(DIVIDER) チェイン(MIXER) パレット

エフェクト配列の中で、チャンネルAとチャンネルBに分岐する部分をディバイダー、合流する部分をミキサーと呼びます。

ディバイダー:チャンネルAとチャンネルBを切り替えたり、ピッキングの強い音と弱い音を別のチャンネルに振り分けたり、ギターの音を帯域別に別のチャンネルに振り分けたりすることができます。

ミキサー:チャンネルA、チャンネルBの音量バランスを調節したり、ステレオに振り分けたり、チャンネルBの音をわずかに遅らせて音に広がりを与えることができます。

  • パレットからチェインにアイコンをドラッグすると、DIVIDERとMIXERが自動的にチェイン内に配置されます。
  • DIVIDERとMIXERはチェイン内に1箇所のみ配置できます。
DIVIDER
パラメーター 設定値 説明
MODE SINGLE A、Bいずれか1チャンネルのみを使用します。
DUAL A、Bの2つのチャンネルを使用します。
CH SELECT  *1 A、B 使用するチャンネルを選びます。

MIX MODE  *1

SWITCH

CH SELECTでチャンネルを選ぶとき、DIVIDER側で信号の経路を切り替えます。

チャンネルを切り替えたとき、切り替え前のチャンネルに含まれるエフェクトのフロア・ノイズなどを遮断することができます。

MIX

CH SELECTでチャンネルを選ぶとき、MIXER側で信号の経路を切り替えます。

チャンネルを切り替えたとき、切り替え前のチャンネルに含まれるエフェクトの残響などを残すことができます。

A:DYNAMIC *2

B:DYNAMIC *2



OFF DYNAMICを使用しません。
POLARITY+ DYNA SENSで設定した感度よりピッキングが強い音のみを出力します。
POLARITY- DYNA SENSで設定した感度よりピッキングが弱い音のみを出力します。

A: DYNAMIC SENS *2

B: DYNAMIC SENS *2
0〜100 ピッキングの感度を設定します。

A: FILTER *2

B: FILTER *2



OFF フィルターを使用しません。
LPF カットオフ周波数より低域のみを出力します。
HPF カットオフ周波数より高域のみを出力します。

A: CUTOFF FREQ *2

B: CUTOFF FREQ *2

100Hz、125Hz、160Hz、200Hz、250Hz、315Hz、400Hz、500Hz、630Hz、800Hz、1.00kHz、1.25kHz、1.60kHz、2.00kHz、2.50kHz、3.15kHz、4.00kHz カットオフ周波数を設定します。
  • 1    MODEがSINGLEのときに設定可能です。
  • 2    MODEがDUALのときに設定可能です。
MIXER
パラメーター 設定値 説明
MODE STEREO チャンネルA、Bをミックスしてステレオで出力します。
PAN L/R チャンネルA、BをそれぞれL、RのOUTPUTに分けて出力します。

A LEVEL

B LEVEL

0~100 チャンネルの音量を調節します。
A/B BALANCE 100:0〜0:100

チャンネルA、Bの音量バランスを調節します。

  • DIVIDER MODEが「DUAL」のときのみ表示されます。
SPREAD 0〜100

チャンネルBの音をわずかに遅らせて音に広がりを与えます。

  • DIVIDER MODEが「DUAL」のときのみ表示されます。