コントロール・セクション

操作子

説明

[SOUND]ボタン

音色リスト(サウンド・ブラウザー)を表示し、音色(トーン)を切り替えます。
PATTERN画面でボタンを押すと、MIXER画面が表示されます。

Øパートの音量バランスやエフェクト・センドを調整する

[SHIFT]ボタン

[SHIFT]ボタンを押しながら[START]、[PATTERN]、[1]~[16]、[PAGE/TIE]ボタンを押すと、各ボタンの下に書かれた操作が実行されます。

その他のボタンに対しては、ボタンに対応するメニュー画面などが表示されます。

Ø[SHIFT]ボタンを押しながら[START][PATTERN][1]~[16][WRITE]ボタンを押したときの機能

[1][2]つまみ

画面に表示される項目を選んだり、設定したりします。
リスト画面では、[1]つまみで項目を選び、[2]つまみで値を設定します。
トップ画面などでは、画面下部に表示されているパラメーターを変更します。
一部の画面では、つまみを押しながら回すと、値を10刻みで変化させることができます。

ç][æ][ä][å

ボタン

画面に表示される項目を選んだり、設定したりします。

[ENTER]ボタン

値を確定したり、操作を実行したりします。

[EXIT]ボタン

元の画面に戻ります。
画面によっては、実行中の機能を中断します。

  • [EXIT]ボタンを押しながらつまみなどを操作すると、音色を変化させずに値を確認することができます。


OSCセクション

操作子

説明

[MODEL]つまみ

選択中のパート(カレント・パート)によって機能が変わります。

パート1~4(トーン・パート)では、オシレーター・モデルを切り替えます。
パートR(リズム・パート)では、選択中のリズム・インストの波形を設定します。

[PITCH]つまみ 音の高さを半音単位で設定します。
[TIMBRE]つまみ オシレーターの音色の質を変化させます。
オシレーター・モデルによって機能が変わります。
Øオシレーター・モデル

[OSC 1]~[OSC 4]スライダー
[OSC 1]~[OSC 4]ボタン

オシレーター・モデルによって機能が変わります。
Øオシレーター・モデル

FILTER/AMP/LFOセクション

セクション

操作子

説明

FILTER

[HPF]つまみ

-6dB/Octのハイ・パス・フィルターのカットオフ周波数を設定します。

[TYPE]つまみ

フィルターの種類を選びます。

LPF:-24dB/Octのロー・パス・フィルター。カットオフ周波数(Cutoff Frequency)より上の成分をカットします。高域の周波数をカットするので音が丸くなります。最も一般的に使われます。
BPF:-12dB/Octのバンド・パス・フィルター。カットオフ周波数(Cutoff Frequency)付近の成分だけ残して他をカットします。クセのある音などを作るのに適しています。
HPF:-24dB/Octのハイ・パス・フィルター。カットオフ周波数(Cutoff Frequency)より下の成分をカットします。高域に特徴のある打楽器系の音などを作るのに適しています。

[CUTOFF]つまみ

フィルターのカットオフ周波数を設定します。

[RES]つまみ

フィルターのカットオフ周波数付近を強調します(レゾナンス)。
値を大きくするほど強調の度合いが大きくなり、シンセサイザー特有のクセのある音になります。

[KYBD]つまみ

入力された音階の、カットオフ周波数に対する効き具合(キー・フォロー)を調節します。

[ATTACK]つまみ

フィルター・エンベロープのアタック・タイムを設定します。

[DECAY]つまみ

フィルター・エンベロープのディケイ・タイムを設定します。

[SUSTAIN]つまみ

フィルター・エンベロープのサステイン・レベルを設定します。

[RELEASE]つまみ

フィルター・エンベロープのリリース・タイムを設定します。

[ENV]つまみ

カットオフ周波数をフィルター・エンベロープでコントロールするときのかかり具合を調節します。
つまみが中央のときは効果がかかりません。

[DRIVE]つまみ

フィルター内での歪み具合を調節します。

AMP

[ATTACK]つまみ

アンプ・エンベロープのアタック・タイムを設定します。

[DECAY]つまみ

アンプ・エンベロープのディケイ・タイムを設定します。

[SUSTAIN]つまみ

アンプ・エンベロープのサステイン・レベルを設定します。

[RELEASE]つまみ

アンプ・エンベロープのリリース・タイムを設定します。

[PAN]つまみ

ステレオ出力するときの、パートの音の定位を設定します。

[LEVEL]つまみ

パートの音量を調節します。

LFO

[TYPE]つまみ

LFOの波形を設定します。

SINE:正弦波
TRI:三角波
SAW-UP:のこぎり波
SAW-DW:のこぎり波(負極性)
SQR:矩形波
RND:ランダム波
TRP:台形波
S&H:サンプル&ホールド波。1周期に1回、出力値をランダムに変化させます。
CHS:カオス波
VSINE:変形した正弦波。正弦波の振幅を1周期に1回ランダムに変化させます。

[RATE]つまみ

LFOの周期の速さを設定します。
LFO設定のRate SyncがONのときは、LFOの周期を音符長で設定します。
ØLFOの設定をする

[FADE]つまみ

LFOの振幅が最大になるまでの時間を設定します。

[PITCH]つまみ

LFOのピッチ(音の高さ)へのかかり具合を設定します。

[FILTER]つまみ

LFOのカットオフ周波数へのかかり具合を設定します。

[AMP]つまみ

LFOの音量へのかかり具合を設定します。

エフェクト・セクション

SH-4dには、パート別のマルチ・エフェクトが各1ユニット(トーン・エフェクト)、全パートのミックスにかかるパターンのエフェクトがマルチ・エフェクト(MFX)/ディレイ/コーラス/リバーブの4ユニット搭載されています。

[CTRL 1][CTRL 2]つまみでエフェクトを操作するときは、まずエフェクト・セクションの[TONE]~[DELAY]ボタンで操作したいエフェクトを選んでください。

操作子

説明

[TYPE]つまみ

選んでいるエフェクトの種類を切り替えます。
つまみを押すとエフェクトのオン/オフを切り替えることができます。
トーン・エフェクトまたはパターンMFXを選んでいる場合、つまみを押しながら回すと、エフェクトのカテゴリーを切り替えることができます。

[CTRL 1][CTRL 2]つまみ

選んでいるエフェクトのパラメーターを設定します。
パターン・リバーブ/コーラス/ディレイを選んでいる場合は、[CTRL 1]つまみで各エフェクトへのセンド量を設定します。

  • [EXIT]ボタンを押しながらつまみを操作すると、つまみが割り当てられているパラメーターおよび現在の値を、音色を変化させずに確認することができます。
  • リズム・パートでは、[CTRL 1]つまみはキーボード・ボタンで選ばれているインストのみについて各エフェクトへのセンド量を設定します。
    インストごとのセンドを有効にするときは、MIXER画面でリズム・パートのReverb/Chorus/Delay Sendを上げてください。
    詳しくは、「パートの音量バランスやエフェクト・センドを調整する」をご覧ください。

[TONE]ボタン

短押し:トーン・エフェクトを選びます。

長押し:トーン・エフェクトの設定画面を表示します。
ØMFXパラメーター

[MFX]ボタン

短押し:パターンMFXを選びます。
長押し:パターンMFXの設定画面を表示します。
ØMFXパラメーター

MFX[ON]ボタン

選んでいるエフェクトにかかわらず、パターンMFXのオン/オフを切り替えます。

[REVERB]ボタン

短押し:パターン・リバーブを選びます。
長押し:パターン・リバーブの設定画面を表示します。
ØPATTERN REVERB

[CHORUS]ボタン

短押し:パターン・コーラスを選びます。
長押し:パターン・コーラスの設定画面を表示します。
ØPATTERN CHORUS

[DELAY]ボタン

短押し:パターン・ディレイを選びます。
長押し:パターン・ディレイの設定画面を表示します。
ØPATTERN DELAY

[SHIFT]ボタンを押しながらエフェクト・セクションの各ボタンを押すと、各エフェクトの設定画面を表示します。


ステップ・シーケンサー・セクション

操作子

説明

[START]ボタン

シーケンサーの再生/停止をします。

[PATTERN]ボタン

オン(点灯)にすると、PATTERN画面が表示され、パターン・モードになります。

[1]~[16]ボタン

ステップ・シーケンサーにノートを入力します。
パターン・モードのときは、パターンを選びます。

[PAGE/TIE]ボタン

[1]~[16]ボタンで操作するシーケンサーのステップ(ページ)を切り替えます。
シーケンサー編集時には、タイを入力します。
パターン・モードのときは、[PAGE/TIE]ボタンを押しながら[1]~[8]ボタンを押して、パターンのバンクを切り替えることができます。

[SHIFT]ボタンを押しながら[START][PATTERN][1]~[16][WRITE]ボタンを押したときの機能

操作子

説明

[START](REC) ステップ・シーケンサーをリアルタイム入力モードにします。
Øリアルタイムに演奏を記録する(リアルタイム入力)
[PATTERN](EDIT) PATTERN SETTINGS画面を表示します。

[1](PART1)

パート1を選びます。

[2](PART2)

パート2を選びます。

[3](PART3)

パート3を選びます。

[4](PART4)

パート4を選びます。

[5](RHYTHM)

パートRを選びます。

[6](TONE)

TONE画面またはRHYTHM KIT画面を表示します。

Øトーンの設定をする

[7](MATRIX)

MATRIX画面を表示します。
Øモジュレーション・マトリクスを使う

[8](LFO)

LFO画面を表示します。
ØLFOの設定をする

[9](EQ)

TONE EQ画面を表示します。
ØトーンEQの設定をする

[10](INIT)

カレント・パートがトーン・パートのとき:トーンを初期化します。
カレント・パートがリズム・パートのとき:リズム・キットまたはリズム・インストを初期化します。

[11](TEMPO)

PATTERN TEMPO画面を表示します。
Øテンポ/シャッフルの設定をする

[12](UNDO)

直前にシーケンサーに対して行ったノートの入力・削除などの操作を取り消します(UNDO)。
もう一度押すと、直前の取り消し操作をキャンセルします(REDO)。

[13](COPY)

COPY画面を表示します。
Øパターンの内容をコピー/ペーストする

[14](UTILITY)

PATTERN UTILITY画面を表示します。
Øパターン・ユーティリティー

[15](CLEAR)

カレント・パートがトーン・パートのとき:ステップ・シーケンサーに入力されているノートをすべて消去します。
カレント・パートがリズム・パートのとき:ステップ・シーケンサーに入力されているすべてのインストまたはカレント・インストのノートをすべて消去します。

PATTERN画面では、全パートに入っているノートをすべて消去します。

[16](MENU)

MENU画面を表示します。
Øメイン・メニュー(MENU)

[PAGE/TIE](WRITE)

WRITE MENU画面を表示します。
Øトーン/パターンを保存する(WRITE MENU)

キーボード・セクション

操作子

説明

OCTAVE[-][+]ボタン

キーボード・セクションのオクターブを切り替えます。
2つのボタンを同時に押すと、オクターブの設定をリセットします。

PITCH[-][+]ボタン

押している間、現在選ばれているパートにピッチ・ベンドをかけます。

キーボード・ボタン

鍵盤として使用します。

[1]~[16]ボタンと組み合わせてシーケンサーにノートを入力します。
パートRの場合は、編集するインストを選びます。

  • [SHIFT]ボタンを押しながらキーボード・ボタンを押すと、音を出さずに編集するインストを変更することができます。

[ARPEGGIO]ボタン

アルペジオをオン/オフします。
[SHIFT]ボタンと組み合わせると、設定画面を表示します。

Øアルペジエーターを使う

[HOLD]ボタン

アルペジオのホールド機能をオン/オフします。

[VOLUME]つまみ

音量を調節します。

[D-MOTION]ボタン

本体の傾きで音色をコントロールする、D-MOTION機能をオン/オフします。
詳しくは、「D-MOTIONを使う」をご覧ください。

  • 使用するときは、本体の両側をしっかりと持ち、接続しているケーブルに負荷がかからないようにご注意ください。