発音モードを設定する(POLY)

キーボード・パッドやシーケンサーから、単音または複数の音が音源に入力されたとき、どのように音源を発音させるかを設定します。

  1. [SHIFT]ボタンを押しながらパッド[POLY]を押します。
  2. [TEMPO/VALUE]つまみで、設定値を変更します。

    設定値

    説明

    Nono(Mono)

    モノフォニック。

    単音で発音します。

    Uni(Unison)

    ユニゾン。

    複数音を重ねて単音として発音します。

    PoLy(Poly)

    ポリフォニック。

    最大4ボイスまでの複数音を発音します。

    Chd(Chord)

    コード。

    単音に対して以下のパラメーターでボイス2~4を同時に発音します。

    ディスプレイに「Chd」が表示されている状態でパッド[2](ENTER)を押すと、以下のパラメーターが設定できます。

    設定値

    説明

    v²Sľ(Voice 2 SW)

    ボイス2の発音をオン/オフします。

    v²kS(Voice 2 Key Shift)

    ボイス2のキーを移調します(-12~0~12)。

    v³Sľ(Voice 3 SW)

    ボイス3の発音をONまたはOFFします。

    v³kS(Voice 3 Key Shift)

    ボイス3のキーを移調します(-12~0~12)。

    v´Sľ(Voice 4 SW)

    ボイス4の発音をONまたはOFFします。

    v´kS(Voice 4 Key Shift)

    ボイス4のキーを移調します(-12~0~12)。



ポルタメントのかかりかたを設定する(PORTAMENTO)

ポルタメントは、音階の変化を滑らかにする効果です。

  1. [SHIFT]ボタンを押しながらパッド[PORTA ON]を押します。
  2. [TEMPO/VALUE]つまみで、設定値を変更します。

    設定値

    説明

    OFF

    ポルタメント・タイムの設定値にかかわらず、ポルタメントは動作しません。

    On

    常にポルタメントが動作します。

    AUto

    レガート(前のキーボード・パッドを完全に離し終わる前に次のキーボード・パッドを押す)奏法のときのみポルタメントが動作します。
    弾きかたによってポルタメントのON/OFFがコントロールできます。



ポルタメント・タイムを設定する(PORTAMENTO TIME)

音階の滑らかな変化に要する時間(ポルタメント・タイム)を設定します。

  1. [SHIFT]ボタンを押しながらパッド[PORTA TIME]を押します。
  2. [TEMPO/VALUE]つまみで、設定値を変更します(0~255)。



演奏時の音域を移動する(TRANSPOSE)

キーボード・パッドやシーケンサーによる演奏の音域を半音階で±60(±5オクターブ)まで移動させるパラメーターです。

FILTERのFILTER KYBD(フィルター・キーボード・フォロー)も変化します。

  1. [SHIFT]ボタンを押しながら[STEP]ボタンを押します。

  2. [TEMPO/VALUE]つまみで、設定値を変更します(-60~60)。

    このとき、[SHIFT]ボタンを押しながらキーボード・パッドを押して設定することもできます(-12~+12)。(Ver.1.02)
    パターンの演奏中で素早く移調させたい場合に便利です。



モジュレーションの深さを設定する(LFO Modulation Depth)

OSCやFILTERは、D-MOTIONまたはMIDIのモジュレーションを受け取ると、LFOの正弦波出力でコントロールされます(ビブラート効果、グロウル効果)。
このパラメーターは、その深さを設定します。

  1. [SHIFT]ボタンを押しながらパッド[15](MENU)を押します。
  2. [TEMPO/VALUE]つまみで「Nod.d」を選び、パッド[2](ENTER)を押します。
  3. [TEMPO/VALUE]つまみで、設定値を変更します(0~255)。



ピッチ・ベンドの可変範囲を設定する(Oscillator Bend Sens)

OSCの発振周波数(ピッチ)をD-MOTIONまたはMIDIのピッチ・ベンドでコントロールする場合の可変範囲を設定します(最大±2オクターブ)。

  1. [SHIFT]ボタンを押しながらパッド[15](MENU)を押します。
  2. [TEMPO/VALUE]つまみで「bnd.o」を選び、パッド[2](ENTER)を押します。
  3. [TEMPO/VALUE]つまみで、設定値を変更します(0~240)。

    120:±1oct、240:±2oct



カットオフ周波数をピッチ・ベンドでコントロールする場合の可変範囲を設定する(Filter Bend Sens)

FILTERのカットオフ・ポイントをD-MOTIONまたはMIDIのピッチ・ベンドでコントロールする場合の可変範囲を設定します。

  1. [SHIFT]ボタンを押しながらパッド[15](MENU)を押します。
  2. [TEMPO/VALUE]つまみで「bnd.F」を選び、パッド[2](ENTER)を押します。
  3. [TEMPO/VALUE]つまみで、設定値を変更します(0~255)。