バスへ送る音声（サンプルの再生音やINPUT端子に入力した音）を一時的に断ち、エフェクト音のみを出力することができます。

リバーブの残響音や、ディレイのフィードバック音だけを出力するなど、演奏のブレイクを演出することができます。

  1. サンプルを再生します。

  2. ［SHIFT］ボタンを押しながら［BUS FX］ボタンを押します。

    MUTE BUSがオンになります。音声がバスに送られるのを遮断します。

  3. MUTE BUSをオフにするときは、再度［SHIFT］ボタンを押しながら［BUS FX］ボタンを押します。

    MUTE BUSがオフになります。音声がバスに送られます。同時に、BUSに割り当てられたエフェクトは、オフに切り替わります。


MUTE BUSの動作について

MUTE BUS機能は、バスへ送る音声と、エフェクトを同時にコントロールする複雑な動作をします。

以下は、MUTE BUSを使ったときの音声の流れを表しています。

また、MUTE BUSをオン／オフしたときに、本機から出力される音声がどのように変化するかは、次のようになります。


MUTE BUSでミュートされるバスを個別に選ぶ

MUTE BUSをオンにしたときに、音声を遮断するバスを個別に選ぶことができます。

詳しくは、パラメーター・ガイド「EFX SET」の「Mute Bus」パラメーターをご覧ください。