リアルタイム録音で入力したパターンに、クォンタイズをかけることができます。

曲のビートとサンプルの鳴り始めがずれているパターンを、補正することができます。

  1. [PATTERN SELECT]ボタンを押します。
  2. [PATTERN EDIT]ボタンを押します。
  3. パッド[1]~[16]を押して、クォンタイズするパターンを選びます。

    パターン・エディット画面が表示されます。

  4. [RECORD SETTING]ボタンを押します。

    クォンタイズ画面が表示されます。

    クォンタイズ画面が表示されなかった場合は、もう一度[RECORD SETTING]ボタンを押してください。

  5. パッド[1]~[16]を押して、クォンタイズの対象にするサンプルを選びます。
  6. [CTRL 1]~[CTRL 3]つまみで、クォンタイズ・パラメーターを設定します。

    操作子

    パラメーター

    設定値

    説明

    [CTRL 2]つまみ

    QTZ

    GRID 32、GRID 16.3、GRID 16、GRID 8.3、GRID 8、GRID 4.3、GRID 4、SHUFFLE 16、SHUFFLE 8

    発音タイミングをそろえる間隔を指定します。

    GRID 32は32分音符、GRID 4.3は3連4分音符の間隔でそろえます。

    SHUFFLE 16、SHUFFLE 8は、シャッフルやスイングのようなノリのあるリズムに変えます。

    [CTRL 3]つまみ

    STR

    0~100(%)

    QTZパラメーターで設定したタイミングに発音を補正する強度を設定します。

    QTZパラメーターに「GRID」を選んだときは、100%にするとQTZパラメーターで設定したタイミングに補正されます。


    値を下げるほど補正される度合いは下がり、0%ではまったく補正されません。

    QTZパラメーターに「SHUFFLE」を選んだ場合、50%にしたときは等間隔で発音されますが、値を大きくするほど付点音符のように弾んで発音されます。

    [SHIFT]ボタン+[CTRL 2]つまみ QTZ.START(QS) クォンタイズ対象となる範囲の開始点を選びます。
    [SHIFT]ボタン+[CTRL 3]つまみ QTZ.END(QE)

    クォンタイズ対象となる範囲の終了点を選びます。

  7. [VALUE]つまみを押します。

    「Quantize Pattern」メッセージが表示されます。

  8. [VALUE]つまみを回して「OK」を選び、[VALUE]つまみを押します。

    サンプルの発音タイミングが、指定の間隔に補正されます。

クォンタイズしたパターンを、クォンタイズする前の状態に戻すことはできません。