サンプルの始まりまたは終わりにある無音やノイズなど、不要な部分を再生しないようにすることができます。

ここでは、サンプルの再生を始めるスタート・ポイント、サンプルの再生を止めるエンド・ポイントを設定する操作を説明します。また、同様の操作でループ・ポイント(ループ再生の先頭ポイント)を設定することもできます。

  1. [START/END]ボタンを押します。
    マーカー設定画面が表示されます。
  2. パッド[1]~[16]を押して、エディットするサンプルを選びます。

  3. [CTRL 1]~[CTRL 3]つまみで、スタート・ポイントやエンド・ポイントをエディットします。

    操作子

    動作

    [CTRL 1]つまみ

    スタート・ポイントを移動します。

    [CTRL 2]つまみ

    (ループがオンのとき)

    ループ・ポイントを移動します。

    [CTRL 3]つまみ

    エンド・ポイントを移動します。

    [SHIFT]ボタン+[CTRL]つまみ(回す)

    各ポイントの周りを拡大/縮小して表示します。

    [VALUE]つまみ(回す)

    直前に操作したポイントの周りを拡大/縮小して表示します。

    [SHIFT]ボタン+[VALUE]つまみ(押す)

    各ポイントの位置を数値で設定することができます。

    [VALUE]つまみを回して設定したいポイントを選び、パッド[1]~[10]を押して位置を入力します(0を入力するにはパッド[10]を押します)。

     入力した位置を決定するときは、[VALUE]つまみを押します。

    [DEL]ボタン

    スタート・ポイントとエンド・ポイントの位置を初期化します。

    • 確認画面が表示されたら、[VALUE]つまみを回して「OK」を選び、[VALUE]つまみを押します。

    [REMAIN]ボタン

    オン:スタート・ポイントは、ループ・ポイントやエンド・ポイントを超えて移動できないようにします。

    オフ:スタート・ポイントがループ・ポイントやエンド・ポイントを超えると、ループ・ポイントやエンド・ポイントも移動させます。

    [MARK]ボタン

    サンプルの再生中に押すと、スタート・ポイントとエンド・ポイントを順番に設定します。

    • ループ・ポイントはスタート・ポイントと同じ位置になります。

    [ROLL]ボタン

    押している間、エンド・ポイントの数秒前からをプレビュー(試聴)します。

    [RESAMPLE]ボタン

    スタート・ポイントの時刻から最も近いゼロクロス・ポイント(*)に、スタート・ポイントを移動します(SNAP to Zero-Cross機能)。

    ループ・ポイント、エンド・ポイントも同様に、各ポイントを移動します。

    [RESAMPLE]ボタンが点灯しているときは、この機能が有効になります。

    • 「ゼロクロス・ポイント」とは、サンプルの波形の値が0をまたいで正負反転する時刻のことです。


  4. スタート/エンド・ポイントが決定したら、[EXIT]ボタンを押します。